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【2021年】就活や将来のビジョンに困った学生の為の適職の選び方②

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こんにちは、みんなのてらこや(通称なのてら)のひろ師匠(@hiroshisho96)です!

 

今日は

【2021年】就活や将来のビジョンに困った学生の為の適職の選び方②ということで

 

クイズ形式で適職について理解できる記事を書きましたのでお楽しみください。

 

最後まで読むとよく分かるので見てってください

 

 

 

 

問:自分にあった進路に実は大事ではないものはどれか

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今回は自分にあった進路に大事じゃない要素はどれか?です

次の3つからお選びください。

 

 

選択肢

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1,就職先の賃金が明確かどうか

2,職場に仲間がいるかどうか

3,自分の適正に合っているかどうか

 

 

 

 

さて、どれでしょう。。。

 

大事じゃないものなんてあるのか。。。

 

 

 

さあどれでしょうか。

 

決まりましたか。。。

 

決まった方はスクロールして答えを確認してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え

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答えは自分の適性にあっているかどうかです。

これを自分の進路のために選ぶと失敗します。

  

 

解説①

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鈴木拓さんの「科学的な適職」で説明されています。

 

この本の中で適職とは「あなたの幸福を最大化する」ことを表しています。

 

適職を選ぶ項目として7項目挙げられていますが、その中に「明確」「仲間」があります。

 

前回は好きなことを仕事にすることはダメだというものでしたが、今回は適正にあっているものを仕事にするというのが実はダメだという話です。

 

しかし日本の就職活動では「適性診断」というものが好まれて使われていますよね。

 

私も就活の時は適性診断を受けました。

 

ストレングスファインダーというものが流行っているのも聞いたことがあるのではないでしょうか?学歴なんかも適正の指標に使われてますよね。

 

この辺の指標は仕事のパフォーマンスにはほとんど相関がなかったと言ったら皆さんはどう思いますか?でも残念ながらほぼ相関はありませんでした。

 

理由は私達のパフォーマンスを左右する変数が多すぎるからです。

 

会社によっても、そして状況によっても求められる能力は多岐にわたります。

 

少し考えただけでも思考力、想像力、コミュ力、ストレス耐性、感情コントロールなどなど。これらを数回のテストで判断して「あなたはリーダーシップがあります」とかわかるわけがありません。

 

くじ引きしても同じようなレベルの結果が出そうです。

 

前出したストレングスファインダーもベストセラーになった書籍で解説されていますが、問題点はすべてギャラップ社が独自に行なったものであり、正式な査読の手続きがないので証拠として採用できないという点です。

 

また「強みを活かせば仕事がうまくいく」というのが正しいのか自体も疑問符が付きます。マーチン・セリングマンの調査によれば強みが生きるのは、同じ強みを持った同僚が少ない場合という場合です。

 

つまり強みを生かしてしわせなビジネスライフを送るには周囲との比較が大事だということです。

 

これは強みを知る作業が無駄なのではありません。

 

ポジティブ心理学の先行研究では自分の強みを活かすように意識しながら毎日を送れば、日常の幸福感が少しずつ高まっていくことが繰り返し報告されています。

 

解説②

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では就職先の賃金が明確かどうかがなぜ大事か。

 

まずスタンフォード大学のが228件の先行研究を精査したメタ分析でも、信賞必罰が明確でない企業では社員の死亡率や精神病の発症率が上がると報告されています。

 

有名なAmazonのCEOジェフベソスは誰よりも明確さを求める経営者として知られます。

 

中でも有名なのはAmazonが急速に成長した時期に全従業員のデータベースを構築した事例です。

 

このDBには従業員の行動が定期的に記録され、誰の動きが会社の成長に役に立ったのかひと目で分かるようになっています。

 

解説③

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友人が3人いれば仕事のモチベーションは700%上がる。

 

500万人を対象にしたTomRath(2006)のアメリカのサーベイでは、被験者の職場における人間関係を調べました。

 

その結果わかった傾向の一つに、職場に最高の友人がいる場合は、仕事のモチベーションが7倍になり、作業のスピードが上がるというのがあります。

 

給料の多さや仕事の楽しさに関係なく、社内にいい友人がいるだけでも人生が幸福になるのは確実なようです。

 

どんな会社が良いか見分けるポイントとして、その組織に自分とにた人がどのくらいいそうか見るのがいいと思います。

 

私達は自分に似た人を好きになりやすいという「類似性効果』という心理現象があります。

 

外見やファッション、文化的背景などどんな要素でも自分と似た人がいれば高感度が高まります。企業訪問や面接の際にポイントにしてみてください。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

私達の直感と科学的な研究結果には大きな乖離がありますね。

 

興味がある人は是非、鈴木拓さんの「科学的な適職」をお読みください。

 

科学的な適職

科学的な適職

  • 作者:鈴木祐
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: Kindle版
 

 

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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